Q: 灯油(重油)にはどんな特徴がありますか?
A: 灯油(重油)の可燃性液体を燃焼させ、そのガスを熱源として利用します。最も多く利用されている熱源の1つです。中でも灯油が熱源として最も多く利用されており、入手が容易な事、技術的に確立されコスト面や安全面に優れている事、メンテナンスが容易であることがあります。
配管は専門業者で行って貰う必要がありますが、油タンクの設置等は指定量以内であれば容易に行えるのも利点です。
重油でも構造は同じなのですが、成分に不純物が多く含まれており未燃ガスが多く出やすく、煤が溜まりやすいので灯油と比べるとメンテナンスや環境面で劣っています。
乾燥機の場合、殆どは燃焼ガスの熱源のみを熱交換器(炉)で取り込み、ガスは煙突で屋外へ排出しますので乾燥物にガスの臭いや煤等が付着する事はありません。
但し、燃焼ガスは屋外へ排出する必要が有る為、必ず煙突設置工事を行う必要があります。また食品工場の衛生上や使用環境(場所や近隣施設の状況等)の制限で使用出来ないと言う事もあります。
弊社乾燥機は熱源に灯油を主流としています。